MENU

40歳で16年勤めた公務員を辞めた理由|私が本当に手放したかったもの

「公務員を辞めるなんてもったいない。」

退職を決めてから、何度もそう言われました。

確かに、公務員は安定しています。

景気に左右されにくく、社会的信用もあり、福利厚生も充実しています。

だからこそ、私も16年間働き続けました。

それでも私は、40歳で退職することを決めました。

お金のためでも、人間関係だけが理由でもありません。

私が一番感じていたのは、

「このままでは、自分の人生を生きられない。」

ということでした。

この記事では、私が退職を決断した理由を正直にお伝えします。

目次

組織は簡単には変わらなかった

私が勤務していた自治体では、DX化や書類の電子化が思うように進まず、執務室には大量の紙資料が並んでいました。

毎年のように改善が求められていましたが、16年間働く中で、大きく変わったと感じることは多くありませんでした。

市長が変わっても、市の財政が厳しくなっても、現場の働き方はほとんど変わらない。

その現実を見続けるうちに、

「組織を変えることより、自分の人生を変える方が早いのではないか。」

そう考えるようになりました。

頑張る人ほど苦しくなる職場だった

もちろん、一生懸命働いている職員はたくさんいました。

私自身も尊敬できる上司や同僚に出会いました。

だから、公務員全体を否定したいわけではありません。

ただ一方で、病気休職や懲戒処分などで業務が回らなくなることもありました。

その仕事は、結局いつも頑張っている人たちが引き受けることになります。

「頑張る人ほど負担が増える。」

そんな構造に、少しずつ違和感を覚えるようになりました。

努力が評価されないことよりも、

努力する人が疲弊してしまう環境が、とても苦しかったのです。


このままでは何もスキルがない人間になってしまう

公務員の仕事は社会に欠かせないものです。

市民対応。

予算・決算。

議会対応。

補助金業務。

どれも重要な仕事でした。

しかし、その一方で不安もありました。

「もし今日、公務員を辞めたら、自分には何が残るのだろう。」

WordやExcelは使える。

でも、それだけで民間やフリーランスとして生きていけるとは思えませんでした。

だから私は、

AIやWeb、情報発信など、新しいスキルを身につけたいという気持ちが日に日に強くなっていきました。

心が限界を迎える前に決断した

毎日の残業。

家と職場を往復するだけの生活。

朝になると、

「また同じ一日が始まる。」

そう思いながら通勤する日々が続きました。

そして、あるとき気づいたのです。

「このまま働き続けたら、自分は心を壊してしまうかもしれない。」

病気になってから辞めるのでは遅い。

元気なうちに、自分の意思で人生を選び直そう。

そう決めました。

退職金制度の変更が最後の決め手になった

私が退職を考えていた理由の一つに、早期退職制度がありました。

当初は45歳で退職金の割増制度が利用できる予定でした。

しかし、その対象年齢が50歳へ変更されました。

あと10年、この環境で働き続ける。

私には、その未来を想像することができませんでした。

この制度変更は、退職を決断する最後の後押しになりました。

本当は、チームで働きたかった

ここは誤解してほしくないことです。

私は、本当は組織を辞めたかったわけではありません。

信頼できる上司や仲間と、お互いを尊重しながら、一つのチームとして働きたい。

そんな職場であれば、私は今も公務員を続けていたかもしれません。

でも、その環境を待ち続けるよりも、

自分で新しい環境をつくる方を選びました。

チームを諦めたのではありません。

まずは一人で挑戦し、自分の力で価値を生み出せる人間になりたい。

そう思ったのです。

一人でも挑戦してみたいと思った

AIという新しい技術を学び、

自分の力で価値を生み出せる人間になりたい。

もちろん、不安はあります。

失敗するかもしれません。

それでも、

自分で選んだ挑戦なら、後悔はしない。

そう思えました。

最後に

私は、公務員という仕事を否定したいわけではありません。

16年間働いたからこそ、多くの学びと、多くの出会いがありました。

だから私は、

「公務員を辞めた方がいい。」

と言いたいのではありません。

私が伝えたいのは、

「自分で選んだ人生を歩いてほしい。」

ということです。

私自身、資産運用を続けてきたことが、「辞める自由」を与えてくれました。

勢いで退職したわけではありません。

自分なりに準備を重ねた上で、「人生を選び直した」のです。

この選択が正解だったかどうかは、まだ分かりません。

でも、自分で選んだ人生だからこそ、後悔はありません

人生には、正解はありません。

だからこそ、

誰かの正解ではなく、

自分で選んだ人生を、自分の正解にしていく。

それが、私が「自由設計ラボ」で伝えていきたいことです。

もし今、働き方や生き方に迷っている人がいるなら、この経験が人生を考える一つのきっかけになれば嬉しく思います。

あわせて読みたい

人生に正解はありません。

私が「人生を自分で設計する」という考え方を書いた記事です。

▶ 人生を、自分で設計するということ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次